プロジェクトサマリー

星野リゾートは「星のや」「リゾナーレ」「界」「OMO」「BEB」など様々なブランドやそのほかの個性的な宿泊施設を運営しています。それらのウェブサイトは各ブランド、宿泊施設ごとに情報構造やデザイン表現・予約への動線に大きく違いがあることで、予約体験も違いがありました。
本プロジェクトではそれらの情報構造を統一し、ブランドごとのトーン＆マナーを最大限に表現し多言語（2023年現在最大5言語）にも対応できるウェブサイト群を制作し、星野リゾート全体としてのシナジーを最大化させることを目指しました。
この施策により星野リゾートの宿泊施設のサイトはほぼ全てが同じ操作感で情報を閲覧できるようになり、さらには予約への導線を最適化したことで顧客の予約体験の最大化を図りました。

各ブランドのサイト表現の特長

星のや

その土地に息づく文化的背景から、圧倒的な非日常を提供する「星のや」。施設ごとの独創性をビジュアル表現により直感的に伝わる体験を設計しています。

界

日本各地に点在する温泉旅館「界」の現代に合う和の空間と土地ごとの風情、四季の美しさを表現するようにしなやかな書体や曲線、配色を使っています。

リゾナーレ

それぞれの地域の自然とアクティビティの充実した全年齢に楽しいリゾートホテルを表現する明快かつ楽しいデザインをしています。

OMO/BEB

OMOは都市観光に向いた、BEBはホテル内でルーズに過ごすそのカジュアルな雰囲気を親しみやすいデザインにて表現しています。

ピクトグラム

星野リゾートの宿泊施設ウェブサイト/予約サイト全てのウェブサイトで使えるピクトグラムを開発しました。どのサイトでも等しく施設についての様々な情報を直感的に取得してもらうための表現をしています。

イラストマップ

全ての宿泊施設にイラストマップを用意し、それぞれの施設の周辺にある様々な観光資源を紹介しています。イラストはブランドごとにイラストレータを変え、世界観を最大限に生かしています。

横断的な空室検索

旅の計画での初期段階によくある「どこに泊まろうかな？」という時のために、日本全国に広がる宿泊施設をそれぞれの場所、空き具合、価格帯などから総合的かつ直感的に選んでいくことができる空室検索を用意しました。予約への動線も最適化し、旅が始まるまでの体験を最大限スムーズにしました。